メールでインフルエンザワクチン接種率が向上

行動科学に基づく電子メールでのナッジ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 世界的なガイドラインにより強く推奨されているにもかかわらず、慢性疾患を有する患者のインフルエンザワクチン接種率は依然として十分とは言い難い。そのため、ワクチン接種者を増やすための効果的かつ大規模な戦略が必要だ。デンマーク・Copenhagen University HospitalのNiklas Dyrby Johansen氏らは、行動科学に基づき電子メールベースでワクチン接種を後押しすること(ナッジ)が若年〜中年の慢性疾患患者におけるインフルエンザワクチン接種率を高めるかを検討。インフルエンザワクチンを接種すべき理由やインフルエンザ罹患に伴うリスクに関する情報を繰り返し送信する方法が接種率向上に有用だったとJAMA2024年10月11日オンライン版)に報告した(関連記事〔インフルワクチン、「接種を強く推奨」〕)。

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