血管内治療後ウロキナーゼ動注、頭蓋内出血リスクなし

中国・脳主幹動脈閉塞による急性虚血性脳卒中対象のRCT

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 中国・The Second Affiliated Hospital of Chongqing Medical UniversityのChang Liu氏らは、脳主幹動脈閉塞(LVO)による急性虚血性脳卒中(LVO-AIS)を発症後24時間以内の患者500例超を対象に、血管内治療(EVT)による90~100%再灌流達成後の血栓溶解薬ウロキナーゼ動脈内投与の有効性と安全性を多施設ランダム化比較試験(RCT)POST-UKで検討。その結果、EVT後のウロキナーゼ動脈内投与により治療後90日時点における無障害生存率〔modified Rankin Scale(mRS)スコア0/1達成率〕は有意に改善しなかったものの、頭蓋内出血リスクの上昇は見られなかったJAMA2025年1月13日オンライン版)に発表した(関連記事「血管内治療後tenecteplase動注に頭蓋内出血リスク」)。

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