若手循環器医、研修機会やキャリア形成に男女差

サブスぺ別に検討

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 循環器領域に携わる若手医師、特に虚血性心疾患や不整脈などを扱う侵襲的サブスペシャルティ(サブスぺ)を選択する若手および女性医師は少ないのが現状であり、その育成は重要な課題である。しかし、循環器医の研修機会や仕事の満足度(循環器医のサブスペ別のキャリア形成の現状)、それらに影響を及ぼす因子についてはよく知られていない。東京大学病院循環器内科特任助教の新保麻衣氏らは、電子メールアンケートを用いて国内の循環器医の実態について調査。女性循環器医は男性循環器医よりも研修機会における不平等さやキャリア形成への不満を強く感じており、影響因子として「ジェンダーバイアス」や「家庭の事情」を挙げることが多かったと、PLoS ONE2025; 20: e0317029)に発表した(関連記事「23年度医学部、女性入学者率が高い大学は?」)。

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