RNA干渉薬パチシランの長期安全・有効性を確認

遺伝性ATTRアミロイドーシス対象の非盲検延長試験の最終結果

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 フランス・Le Kremlin Bicêtre CedexのDavid Adams氏らは、遺伝性ATTRアミロイドポリニューロパチー(hereditary transthyretin amyloidosis with polyneuropathy;hATTR-PN)患者に対するパチシランの第Ⅱ相非盲検延長試験(OLE)と第Ⅲ相プラセボ対照ランダム化試験(RCT)APOLLOの参加者を対象としたグローバルOLEの最終結果をJAMA Neurol2025年1月13日オンライン版)に報告。「RNA干渉薬として最長の試験において、パチシランの安全性と有効性が確認できた。プラセボ群からパチシランに移行した患者の成績から、遺伝性ATTRアミロイドーシスhATTR)に対する同薬による早期治療開始の重要性が裏付けられた」と結論している。

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