難しいさじ加減、記事加減 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 先月中旬に取材してきた日本老年医学会では、高齢者に関する医療問題の多様さ、根深さを改めて認識するセッションが多数ありました。 なかでも記事「適切な減薬に7つのポイント」には、多数のコメントが寄せられ、高齢者におけるポリファーマシー(多剤併用)の問題に多くの先生が関心を持ち、苦労していることがうかがえました。 しかも、数が多いだけではなく「普段から思っている事を吐き出している感じで、コメント欄が狭すぎる先生もいらっしゃいますね」とのコメントを頂戴するほど、気持ちのこもった意見を下さった先生も少なからずいらっしゃいました。ありがとうございます。 頂戴したコメントを拝見しますと「勿論不適切な薬剤の投与は控えたいが、制度やシステム、患者の事情などがあるため、適度な減薬を実現するのはなかなか難しい」といった内容のご意見が大勢を占めていたようです。 「医者の薬もさじ加減」とは、医者がどんなに良い薬を処方しようとしても、投与量が正しくなければ効果がないように、何事も適度な加減が大切であるという意味のことわざですが、「適度な加減」というのは言葉でいうほど簡単ではないのでしょう。 ポリファーマシーの改善に最も適した「さじ加減」を探る動きをこれからも注視していきたいと思います。 ちなみに私の場合は、いつも記事の「適度な加減」に悩んでいます。文字数が多すぎては読むのが大変だし、少なすぎては意味が十分伝わらない。"さじ加減"ならぬ"記事加減"にああでもない、こうでもないと頭を抱える日々です。 ■関連記事 適切な減薬に7つのポイント 【薬剤師が医師に伝えたいこと】疑義照会の意義 高齢者の多剤服薬に"切り込む"薬剤師 多職種チームで取り組むポリファーマシー外来 (陶山 慎晃) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×