初発精神症に脳画像検査は必須か?
メタ解析をめぐる論争から
研究の背景:脳画像検査の施行に施設間差
大学病院の精神科においては、幻覚・妄想などの精神症(精神病)症状を呈し、統合失調症や気分障害が疑われる患者に対して、MRIやCTなどの脳画像検査が日常的に行われている。
一方、メンタルクリニックや精神科病院では、必ずしも全例に脳画像検査が行われているわけではない。
医療機関によってこのような対応の差が生じているわけであるが、実際問題、「初発精神症患者において脳画像検査の意義はあるのか」という、素朴な疑問に答える論文が発表された(JAMA Psychiatry 2023; 80: 1047-1054)。その後の論争も含め、紹介したい。
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加藤 忠史(かとう ただふみ)
順天堂大学精神医学講座主任教授。1988年東京大学医学部卒業、同病院で臨床研修、1989年滋賀医大精神医科大学講座助手、1994年同大学で医学博士取得、1995年米・アイオワ大学精神科に留学(10カ月間)。帰国後、1997年東京大学精神神経科助手、1999年同講師、2001年理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームリーダー、2019年理化学研究所脳神経科学研究センター副センター長を経て、2020年4月から現職。
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