Ubrogepantの予兆時内服による片頭痛治療 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:ubrogepantによる急性期治療の有効性を検討したPRODROME試験 片頭痛発作は、①予兆(前駆症状、prodrome:premonitary symptoms)、②前兆(aura)、③頭痛(headache pain)、④後発症状(postdrome:postdromal symptoms)が続けて起こる一連の現象である。頭痛が起こる前から神経系における変化が始まっており、この際の症状が"prodrome"である。また、頭痛の後に一連の神経系の異常が続き、これによる症状が"postdrome"である(図1)。 図1.片頭痛のステージと期間 (Lancet 2023; 402: 2307-2316の補足付録) ubrogepantは、片頭痛の急性期治療薬として米国で承認された経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(calcitonin gene-related peptide:CGRP)受容体拮抗薬(gepant)である。ubrogepant 100mgを予兆時に投与する片頭痛急性期治療の有効性、安全性、および忍容性を評価する目的で行われたPRODROME試験(Lancet 2023; 402: 2307-2316)を紹介する。かなり凝った面白い研究であり、gepant登場後に活用できる臨床データと考えられる。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×