COPD患者へのガバペンチノイド使用に警鐘 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:鎮咳効果あるが呼吸困難のリスクも 日本ではあまり有名ではないが、米食品医薬品局(FDA)は呼吸器疾患患者に対するガバペンチノイドのリスクを2019年時点で既に警告している。 「ガバペンチンおよびプレガバリンについて、呼吸器系の危険因子を有する患者に使用した場合、重篤な呼吸困難を引き起こす可能性がある。関連する危険因子には、オピオイドや中枢神経系を抑制する他の治療薬の併用、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺疾患のある患者が含まれる。また、高齢者もリスクが高いという」 ガバペンチンやプレガバリンは、海外では難治性慢性咳嗽に対して用いられることがある。本来は神経因性疼痛に対する薬剤であるが、これらのneuromodulatorsは知覚神経障害に対しても有効とされており、咳嗽に関わる神経の働きを阻害することで鎮咳効果を発揮する。 COPDは慢性咳嗽の原因になることがあり、諸外国ではCOPDにこの系統の薬剤が処方されやすい。こうした状況に対する警鐘とも取れるコホート研究の結果が発表された(Ann Intern Med 2024年1月16日オンライン版)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×