脳梗塞例に即時の強化スタチン療法は有効か 中国・RCT「INSPIRES」を解説 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:強化スタチン療法の有効性を即時型と遅延型で比較 脳梗塞超急性期に対するrt-PA静注療法や機械的血栓回収療法は、「時間との戦い」と「専門性」の両立が必要である。一方、急性期脳梗塞に対する抗血小板薬単剤あるいは2剤の併用投与は専門性を問わずどこでも可能で、早期投与の有効性が示されている。 今回、アテローム動脈硬化症による急性期の軽度脳梗塞あるいは高リスクの一過性脳虚血発作(TIA)に対する高用量のアトルバスタチンによる強化スタチン療法を、発症72時間以内に開始する群(即時型強化スタチン群)と3日遅らせる群(遅延型強化スタチン群)で脳卒中二次予防(再発)効果と神経保護効果を比較するランダム化比較試験(RCT)Intensive Statin and Antiplatelet Therapy for High-Risk Intracranial or Extracranial Atherosclerosis(INSPIRES)が、中国の医療機関222施設で行われた(JAMA Neurol 2024年5月28日オンライン版)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×