多発性骨髄腫のベランタマブ マホドチン併用療法、標準療法に対しOSで軍配

GSK

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 グラクソ・スミスクライン(GSK)は本日(11月27日)までに、再発または難治性の多発性骨髄腫の二次以降の治療として抗BCMA抗体薬物複合体ベランタマブ マホドチンとボルテゾミブ+デキサメタゾン(BorDex)の併用療法と、従来の標準治療であるダラツムマブ+BorDexを直接比較する第Ⅲ相試験(DREAMM-7)の中間解析結果を発表した。

 前者は標準治療と比べ死亡リスクが有意に低下することが示され、全生存期間(OS)の延長効果が認められたという。

 同薬は既に日本、米国、欧州、英国、カナダ、スイスで承認申請されており、中国では国家薬品監督管理局に画期的治療薬として指定され、優先審査品目になっている(関連記事「多発性骨髄腫へのベランタマブ マホドチン併用療法、日本で承認申請」)。

 なお安全性データを含む中間解析結果は12月に開催される第66回米国血液学会(ASH)で発表され、承認申請の補足データとして規制当局と共有予定だ。

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