新薬エクスプレス

Rimegepant、片頭痛の発作予防と急性期治療で国内承認申請

ファイザー

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ファイザーは昨日(11月27日)、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬rimegepantについて、片頭痛発作の予防および急性期治療について国内における製造販売承認申請を行ったと発表した(関連記事「片頭痛の新旧治療薬を比較」)。

 CGRPは片頭痛発作中に血中で増加して血管を拡張し、疼痛シグナルの伝達に関与するとされる。rimegepantはCGRP受容体を可逆的に阻害し、片頭痛の諸症状を軽減させることが示唆されている。

 今回の申請は、18歳以上の片頭痛患者を対象に片頭痛予防としてのrimegepant隔日投与の有効性と安全性を評価した国内第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験、18歳以上の片頭痛患者に対する急性期治療として中等度~重度の発作時に投与した国内第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験、海外の臨床試験の結果などに基づくもの。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする