アスピリンの初発予防が有効な患者像は?
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日本臨床内科医会副会長の菅原正弘氏らは、心血管疾患の高リスク高齢者で低用量アスピリンの一次(初発)予防効果を検討した、わが国の大規模ランダム化比較試験(RCT)JPPP※ のうち、70歳以上のサブグループにおけるJPPP-70のpost hoc解析を実施。心血管イベントにはある特定の患者背景が関与するとの結果を、Am J Cardiovasc Drugs(2018年12月18日オンライン版)に報告した。これまで低用量アスピリンの心血管イベント初発予防効果は明らかでなかったが、今回、同氏らが明らかにした患者像では同薬による有効性が高い可能性が浮上した。(菅原正弘氏による解説記事はこちら)