わが国の高齢者研究、JPPP-70を解説
日本臨床内科医会副会長・菅原正弘氏
2019年01月15日 06:10
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〔編集部から〕
心血管イベントの高リスク例において、アスピリン投与により一次(初発)予防効果が得られるのか否かは明らかでなかった。70歳以上の日本人高リスク例を対象に、低用量アスピリンの初発予防効果を検討したJPPP-70では、低HDLコレステロール(HDL-C)血症を伴う70歳以上の男性において低用量アスピリン投与によりイベントを低減しうることが示唆された〔Am J Cardiovasc Drugs(2018年12月18日オンライン版)、関連記事:「アスピリンの初発予防が有効な患者像は?」〕。筆頭著者で日本臨床内科医会副会長の菅原正弘氏に、JPPP-70が示した臨床的意義について解説してもらった。
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