味噌汁が児の睡眠に影響!?

 富山大学大学院公衆衛生学講座の杉森成実氏らは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加した母児約7万2,000組のデータを解析。その結果、妊娠期に味噌汁の摂取量が多かった母親から生まれた児は、少なかった母親から生まれた児と比べて、1歳時点で睡眠不足となる割合が少なかったと、PLoS One2019; 14: e0222792)に発表した(関連記事「和の発酵食品が早産リスクを減らす?」)。妊娠中の発酵食品摂取と出生児の睡眠時間との関連を検討した研究は、世界初となる。