COVID-19時代における肺がん薬物治療

 日本肺癌学会の肺がん医療向上委員会は、7月29日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下における肺がん診療に関するウェブセミナーを行い、COVID-19の最新状況、肺がん外科療法、肺がん薬物療法について、エキスパートが講演した。ここでは、千葉大学病院腫瘍内科教授の滝口裕一氏による肺がんを含めたがん薬物療法におけるこれまでの知見を紹介する(関連記事「第1波と何が違う?大曲氏が対策呼び掛け」「COVID-19時代の肺がん外科療法」)。