難治乳がんに著効のsacituzumab govitecan、日本での開発戦略は?
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今年(2020年)の欧州臨床腫瘍学会(ESMO Virtual Congress 2020)では、難治性トリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者に対する抗体薬物複合体(ADC)sacituzumab govitecanの高い効果を示した第Ⅲ相ランダム化比較試験ASCENTの結果が報告され、注目を集めた(関連記事「新規抗体薬物複合体が進行TNBCのPFS、OSをともに改善」)。同試験の結果を踏まえ、国立国際医療研究センター乳腺・腫瘍内科の下村昭彦氏は第28回日本乳癌学会(2020年10月9~31日、ウェブ開催)において、ADCの特徴や開発状況などを概説した上で、「率直な感想としては(sacituzumab govitecanは)劇的に効いた」と述べた。