NSCLC術後アテゾ、アジア人の成績は?
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昨年(2021年)の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2021)で大きな話題となった第Ⅲ相ランダム化比較試験IMpower010。従来のプラチナ製剤ベースの術後補助化学療法では十分な予後改善が期待できなかった早期非小細胞肺がん(NSCLC)において、抗PD-L1抗体アテゾリズマブによる術後補助療法の有効性と安全性が検証され、無病生存(DFS)の有意な延長が示された(関連記事「術後補助アテゾ、切除済みNSCLCに著効」「【肺がん動画座談会①】IMpower010試験を読み解く」)。また、昨年9月の欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2021)では追加解析も報告されている(関連記事「術後アテゾ、DFS延長が最大の集団とは?」)。静岡県立静岡がんセンター呼吸器内科医長の釼持広知氏は、同試験のアジア人集団のサブグループ解析結果を第19回日本臨床腫瘍学会(2月17〜19日、ウェブ併催)で報告した。