困難な非結核性抗酸菌症治療を解説
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肺非結核性抗酸菌(NTM)症は増加傾向にあるが、新規診断患者の一部は自然に軽快するため治療開始時期が定まっておらず、対応が難しい。慶應義塾大学感染症学教室教授の長谷川直樹氏は、欧米※の『NTM症の治療診療ガイドライン』(以下、GL)を中心にNTM症の中でも主に肺Mycobacterium avium症および肺Mycobacterium intracellulare症(肺Ma/Mi症)治療の現状について、第96回日本感染症学会(4月22〜23日)で解説。国内では、GLで推奨される治療期間(1年以上)が十分に確保されていない現状も明らかにした。(関連記事「急増する肺MAC症、難治例への吸入療法に期待」)