インフルワクチン接種に関し学会が声明

 日本では新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大以降、2年間にわたってインフルエンザウイルス感染症(以下、インフルエンザ)の流行が見られていない。しかし、北半球での流行予測の指標となる南半球のオーストラリアで、今年(2022年)4月中旬以降からインフルエンザの流行が報告されている。これを受けて日本ワクチン学会は、2022/23シーズンのインフルエンザワクチン接種に関する見解を表明。生後6カ月以上の全ての人に対し接種を推奨した(関連記事「今冬のインフルエンザ動向を『超』早読み」)。