足関節捻挫に腸内細菌叢の非多様性が関連

 近年、さまざまな疾患に関連することが報告されている腸内細菌叢について、また新たな知見が示された(関連記事「コロナ後遺症に腸内細菌叢が関連」「SLE発症に腸内細菌叢が関連?」)。立命館大学スポーツ健康科学部講師の寺田昌史氏らは、大学生アスリートを対象に、腸内細菌叢の構成と外傷リスクとの関連を検討。スポーツ外傷・障害既往歴を有さないアスリートと比べ、足関節捻挫の既往歴を有するアスリートでは腸内細菌叢における種の豊富さ(species richness)が低いことが明らかになったと報告した。詳細はRes Sports Med2022年2月11日オンライン版)に掲載されている。