がんを知ってがんを制そう！ 癌学会が無料講座開催
2014年09月16日 10:30
「2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死ぬ」といわれている中で、"敵"がどんな性質でどんな弱点があるかなどを知るのは、今や医師だけでなく一般市民も知っておく必要があるだろう。日本癌（がん）学会は、がんについて分かりやすく知ることができる市民公開講座「がんを知り、がんを制する」を9月27日に神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで開催する。参加費は無料だが、事前申込が必要で、申込者多数の場合は抽選となる。
医師とともに闘うために
一般市民ががんを知ることは予防につながり、そこから早期発見や治癒にもつながっていく。多くの人ががんにかかり、がんで亡くなっている現在では、一般市民と医師が手を携えてがんに立ち向かわなければならないだろう。
今回の市民公開講座は、肥満とがんの関係、胃がんの予防から治療などを専門家が分かりやすく説明。さらに、分子標的治療や免疫療法といった最新の治療法も紹介するという。
参加費は無料。申し込み方法は、住所、氏名（ふりがな）、参加希望人数、年齢、職業、電話番号を明記の上、電子メール（gan-shimin24@convention.co.jp）、はがき、ファクシミリ（03-3508-1302）のいずれかの方法で送る。学会公式サイトでも申し込み可能だ。締め切りは9月19日（必着）。申し込み多数の場合は抽選となる。はがきの送り先と問い合わせは、第24回日本癌学会市民公開講座事務局（〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル18階 日本コンベンションサービス内）まで。
第24回日本癌学会市民公開講座
「がんを知り、がんを制する」
日時：2014年9月27日（土） 15:00～18:00
会場：パシフィコ横浜 国立大ホール（〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1）
プログラム：
・「肥満とがん」講師：原英二（がん研究会がん研究所がん生物部部長）
・「肺がんの分子標的治療はここまで進んでいる！」講師：矢野聖二（金沢大学がん進展制御研究所腫瘍内科教授）
・「がん免疫療法の最前線」（仮題）講師：玉田耕治（山口大学大学院医学系研究科免疫分野教授）
・「胃がん―予防から治療まで」講師：山口俊晴（がん研有明病院副院長 兼 消化器センター長）
※敬称略
問い合わせ先：
第24回日本癌学会市民公開講座事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル18階
日本コンベンションサービス内
電話03-3508-1214
