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若者のアルコール依存、うつ病に関連

 2024年01月18日 15:58

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 18歳時点でアルコール依存の傾向がある人は、24歳までにうつ病を発症するリスクが高いことが分かったと、英国の研究グループが発表した。

 研究グループは、英国の長期研究に参加した女性から1991年4月~92年末に生まれた子ども3902人を対象に、18歳時点での飲酒量や頻度、「飲み始めると止まらなくなる」などのアルコール依存度と、24歳時点のうつ病の有無との関係を調べた。

 性別、持ち家か借家かの住宅の所有形態、母親の学歴と抑うつ症状、両親の飲酒状況などの要因を考慮して解析した結果、18歳時点でアルコール依存傾向があることと、24歳までにうつ病を発症するリスクとの間に関連が認められた。研究グループは「飲酒量や頻度とうつ病リスクとの関係は示されなかったが、アルコール依存の状態になる前に節酒や禁酒を促すことが重要だ」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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