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5%が運転中のてんかん発作経験

 2024年01月25日 14:20

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© Adobe Stock ※画像はイメージです

 脳の一部から発作が起きる「焦点てんかん」患者の約5%が、てんかんと診断される前に運転中のてんかん発作を経験していたことが分かったと、国際共同研究グループが発表した。

 てんかんは、脳の神経細胞で突然異常な電気的な興奮が起き、発作を繰り返す病気。焦点てんかんの他、脳の両側で発作が起きる「全般てんかん」がある。

 研究グループは、米国などで行われた観察研究の登録者で、焦点てんかん患者447人のデータを解析。てんかん診断前の運転中に起きた発作の頻度を調べた。

 その結果、診断前に運転中のてんかん発作を1回以上経験した患者の割合は23人(5.1%)で、そのうち7人は発作を2回以上経験していた。また、運転中に初めて発作を経験したのは6人だった。運転中のてんかん発作が原因の交通事故は19件で、けがなどで入院した患者は11人だった。(メディカルトリビューン=時事)

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