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子どもの糖尿病が増加

 2024年02月28日 10:00

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 1990~2019年の30年間で、糖尿病を発症する子ども(0~14歳)が世界的に増加したことが分かったと、中国の研究グループが発表した。

 研究グループは、大規模健康調査「世界の疫病負担研究(GBD)」のデータのうち、144万9897人の子どもの情報を用い、204カ国・地域における糖尿病発生率や死亡率などを調べた。

 その結果、19年に糖尿病を発症した子どもは22万7580人で、30年間に人口10万人当たり9.31人から11.61人に増えていた。一方、子どもの糖尿病に関連した死亡は人口10万人当たり0.38人から0.28人に減っていた。

 19年のデータを国・地域別に見ると、子どもの糖尿病発症が最も多かったのはフィンランド(人口10万人当たり31.60人)で、糖尿病関連の死亡が最も多かったのはバングラデシュ(人口10万人当たり1.16人)だった。(メディカルトリビューン=時事)

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