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雇用形態が将来のメンタルヘルスに影響

 2024年02月29日 10:00

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 成人初期に不安定な雇用形態や長期的な失業を経験した人は、雇用が安定している人に比べ、将来メンタルヘルス不調で入院するリスクが約1.5倍に高まることが分かったと、スウェーデンの研究グループが発表した。

 研究グループは、2000~03年に27歳を迎えたスウェーデンの若年成人33万9403人を対象に、学校卒業後3年間の雇用形態とその後のメンタルヘルスとの関連を調べた。

 17.8年間(平均)追跡した結果、1万6474人がメンタルヘルス不調で1回以上入院していた。雇用形態別に見ると、安定した雇用形態の人に対し、不安定だった人はメンタルヘルス不調による入院リスクが1.51倍と高く、特に長期失業を経験した人では1.95倍に上った。また、不安定な雇用形態とメンタルヘルス不調との関連は、女性よりも男性で強かった。(メディカルトリビューン=時事)

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