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視聴時間が発達に関連か―幼児期のテレビなど

 2024年03月12日 10:00

 1歳時点でのテレビやDVDなどの画面視聴時間(スクリーンタイム)が、2歳と4歳時点のコミュニケーション能力などの発達と関連することが分かったと、東北大と浜松医科大の研究グループが発表した。

 研究グループは、大規模調査に参加した宮城、岩手両県の子ども7097人を、1歳時点のスクリーンタイムが1時間未満▽1~2時間未満▽2~4時間未満▽4時間以上―の4グループに分類。2歳と4歳の時点で、体全体を使った運動や手指の動きなど、五つの発達領域との関連を検討した。

 その結果、1歳時のスクリーンタイムが1時間未満の子どもに比べ、4時間以上だった子は2、4歳時にコミュニケーションと問題解決の2領域で発達遅れがある割合が高かった。

 研究グループは「長いスクリーンタイムが発達の違いの原因なのかまでは分からない。関連を研究するには、発達領域別に検討する必要がある」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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