メニューを開く 検索

トップ »  疾患・健康ニュース「あなたの健康百科」 »  「週末だけ運動」心臓病予防に有効か

疾患・健康ニュース「あなたの健康百科」一覧

「週末だけ運動」心臓病予防に有効か

 2024年03月19日 10:00

 週に1~2日だけの運動でも一定の量を満たせば、定期的な運動と同程度に心臓病や脳卒中の予防効果が得られる可能性があると、米国の研究グループが発表した。

 調査対象は英国の大規模研究に参加し、手首装着型の活動量計で1週間の運動や身体活動の時間と強度を測定した8万9573人(平均62歳)。推奨基準である週150分の中強度運動を〔1〕達成したが半分以上を週末の1~2日に行った週末集中グループ〔2〕毎日分散して達成した定期グループ〔3〕未達成グループ―に分類し、心臓病や脳卒中との関連を調査した。

 分析の結果、心筋梗塞や心不全、心房細動、脳卒中などのリスクは、未達成グループに比べ、定期グループで17~36%、週末集中グループでは21~38%低下した。

 研究グループは「心臓病の予防には、運動パターンよりも運動量が重要なことが示された」としている。(メディカルトリビューン=時事)

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  疾患・健康ニュース「あなたの健康百科」 »  「週末だけ運動」心臓病予防に有効か