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少量でも日常的飲酒で血圧上昇

 2024年03月27日 10:00

 日常的に飲酒する習慣がある人は、習慣がない人に比べて血圧が高くなりやすく、飲酒量が少なくても血圧が上昇する可能性があると、イタリアと米国の共同研究グループが発表した。

 研究グループは、高血圧や心臓病などがない健康な成人を対象に、アルコール摂取と血圧の関係を調べた米国、日本、韓国の研究7件(計1万9548人)のデータを解析。飲酒習慣が血圧に及ぼす影響を検討した。

 その結果、最高血圧は飲酒習慣がなかった人に比べ、1日当たりの平均飲酒量(純アルコール換算)が12グラム(ワイングラス1杯相当)の人で1.25mmHg高く、48グラム(同4杯相当)の人では4.90mmHg高かった。同様に、最低血圧も飲酒量が12グラムの人で1.14mmHg高く、48グラムの人では3.10mmHg高かった。

 研究グループは「飲酒だけが血圧上昇の原因ではないが、控えた方がよい」としている。(メディカルトリビューン=時事)

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