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障害年金の周知不十分―がん患者アンケートで判明

 2024年06月14日 10:00

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© Adobe Stock ※画像はイメージです

 がん治療経験者とその家族を対象にしたアンケートで、病気・けがにより生活や仕事などが制限された場合に受け取れる障害年金について十分に周知されていない実態が明らかになったと、NPO法人キャンサーネットジャパン(東京都文京区)が発表した。

 同法人は2023年6月26日~7月10日、がん経験者と家族を対象に、障害年金の認知度や相談先、請求を妨げる障壁などについてアンケートを実施し、582件の回答を得た。

 その結果、がん患者でも障害年金を受け取れる可能性があることを「知らなかった」と答えた人は34.2%に上った。年金請求時の困り事や請求断念の理由については、「手続きや書類作成が煩雑だった」が最多で53.3%だった。さらに、「主治医が障害年金のことをよく知らなかった」が12.4%を占めるなど、患者や家族だけでなく医療従事者に対するさらなる周知の必要性が浮き彫りとなった。(メディカルトリビューン=時事)

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