NICU新生児の4分の1に酸分泌抑制薬を投与
2016年05月10日 07:00
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入院中の高リスク乳児への酸分泌抑制薬投与が感染症や壊死性腸炎,死亡リスクの増大と関連することは,最近の複数の研究で示されている。米・Nationwide Children's HospitalのJonathan L. Slaughter氏らは,米国の新生児集中治療室(NICU)で治療を受けた約12万例の新生児を対象に調査を実施。そのうちの23.8%にH2ブロッカー(H2RA)またはプロトンポンプ阻害薬(PPI)が処方されていたことが分かったとJ Pediatr(2016年4月21日オンライン版)で報告した。