3人の日本医師会医学賞受賞者が講演
第69回日本医師会設立記念医学大会
2016年11月04日 07:15
3名の医師が参考になったと回答
日本医師会は11月1日、第69回日本医師会設立記念医学大会を開催。同会会長の横倉義武氏は「今年は、1916年11月10日に大日本医師会がわが国初の医師の全国組織として設立されてからちょうど100年目に当たる。国民医療に尽力してきた日本医師会の歴史を次世代に引き継いでいきたい」と述べた。また、最高優功賞(20人)、優功賞(4人)、医学賞(3人)、医学研究奨励賞(15人)などの表彰、医学賞受賞者による講演が行われた。
医学賞を受賞した東京大学疾患生命工学センター構造生理学教授の河西春郎氏は「2光学イメージングと光操作法による大脳シナプスの研究」、国立循環器病研究センター理事長の小川久雄氏は「日本における循環器疾患治療のエビデンス」、大阪大学大学院医学部長・心臓血管外科教授の澤芳樹氏は「重症心不全に対する世界初の心筋再生医療製品『ハートシート』の開発」について講演した。
(慶野 永)