早期精神病の若年患者、死亡リスク24倍に
米・初回精神病エピソード約5,000例の観察研究
2017年04月11日 11:40
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16~30歳の早期精神病(主に統合失調症の初期段階に現れる「初回エピソード精神病」)患者の死亡リスクは、同年齢層の健康人と比べて24倍に達していたとする研究結果を米国立精神保健研究所(NIMH)のMichael Schoenbaum氏らがSchizophr Bull(2017年4月7日オンライン版)に報告した。同氏らは「精神病症状を経験している若年者に対する取り組みの強化が必要」と呼びかけている。