酒に弱いと大腿骨折を起こしやすい
遺伝子解析で明らかに
2017年04月12日 07:15
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お酒を飲むと顔が赤くなる人は骨粗鬆症による大腿骨骨折を起こしやすいことが慶應義塾大学整形外科教室准教授の宮本健史氏らの研究で分かった。アルコール代謝に重要な酵素ALDH2のうち顔が赤くなりやすい体質である遺伝子多型の「rs671」を持つ人はそうでない人に比べ2.48倍も骨折リスクが高くなるとする結果が得られている。この研究はScientific Reports(2017; 7: 428)に掲載された。