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オプジーボ投与の0.1%に重症筋無力症-全国調査

非薬剤性の重症筋無力症に比べて重篤化しやすい

2017年08月23日 14:55

 慶應義塾大学神経内科専任講師の鈴木重明氏らは、抗PD-1抗体のニボルマブ(商品名オプジーボ)の市販後副作用報告を独自に調査した結果、2014年9月~16年8月の2年間に同薬を投与されたがん患者9,869例中12例(0.12%)が重症筋無力症を発症したとNeurology2017年8月18日オンライン版)に報告した。同氏らは「ニボルマブ投与による重症筋無力症は発生頻度が低いものの、非薬剤性の同疾患に比べて重症化しやすい」と注意を呼びかけている(関連記事「新たながん免疫療法はここに注意」)。

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