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わが国のうつ病理解は世界をリードしている

医療人類学の視点から

2017年08月24日 06:50

 慶應義塾大学文学部人文社会学科教授の北中淳子氏は第14回日本うつ病学会(7月21~23日)*で、文化人類学的手法により医療を研究する「医療人類学」の視点から北米、そしてわが国のうつ病像の変遷を解説した。北米で精神疾患をバイオロジカルな見方をする派閥が精神分析的な見方をする派閥に勝利する過程を紹介した上で、わが国ではうつ病を単なる個人の病理だけでなく社会の病理として捉える心理学的社会学的(バイオソーシャル)モデルが独自に発展してきたことを指摘、「このモデルを法制化、政府・企業に心の健康の義務を課したことは世界的にも先駆的な取り組みだ」と強調した。

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