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大動脈弁疾患へのロス手術は長期生存率高い

【海外短報】

 2018年04月25日 06:00
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

  大動脈弁疾患に対して患者自身の肺動脈弁を大動脈弁に入れ替えるロス手術は機械弁による大動脈弁置換術(AVR)より長期生存率が高いと、オーストラリアのグループがJ Am Coll Cardiol2018; 71: 1337-1344)に発表した。

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  これまで機械弁によるAVRと比べて、ロス手術の生存率が優れているかどうかは明らかにされていない。同グループは、1992~2016年にロス手術が施行された392例の生存率を、同時期に機械弁によるAVRを受けた1,928例(自施設および同国とニュージーランドの心臓胸部外科学会のデータベースから抽出)と比較した。対象は18~65歳の患者に限定した。ロス手術群は機械弁群より若く、心血管危険因子が少なかった。また、心肺バイパスと大動脈遮断時間が長かった。

  検討の結果、術後30日死亡率は同等(ロス手術群0.3%、機械弁群0.8%、P=0.5)だったが、20年目の未補正生存率はロス手術群が有意に高かった(95% vs. 68%、P<0.001)。多変量解析では、ロス手術は長期死亡リスクの低下と関係していた(ハザード比0.34、95%CI 0.17~0.67、P<0.001)。

  傾向スコアをマッチさせた275組の解析でも、ロス手術群は20年生存率が有意に高かった(94% vs. 84%、P=0.018)。

(編集部)

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