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【解説】PSMA-PET/CTは従来の画像診断よりも有用

馬車道さくらクリニック院長・セラノスティクス横浜代表理事 車英俊

2020年07月19日 05:00

8名の医師が参考になったと回答 

 〔編集部から〕前立腺特異的膜抗原(PSMA)は前立腺がん細胞表面に高発現する蛋白質だが、転移や再発をした前立腺がん細胞の表面にはPSMAが正常前立腺細胞の数十~百倍もの量で出現しているとされることから、難治前立腺がんの治療における開発とともに、早期の転移部位診断への応用が進められている。第56回米国臨床腫瘍学会(ASCO20 Virtual Scientific Program、5月29〜31日、ウェブ開催)では、リジン結合の尿素系小分子を放射性同位元素フッ素18(18F)で標識した第二世代の18F-PSMA-PET製剤について、手術や放射線療法後に生化学的再発〔前立腺特異抗原(PSA)値の再上昇〕を来した転移のないホルモン感受性前立腺がん(HSPC)患者を対象に、従来の画像診断に対する優越性を検証した第Ⅲ相試験CONDORの結果から、18F-DFCPyL-PET/CTが従来の画像診断よりも優れていることが示された(関連記事「PSA再発前立腺がんへのPSMA-PET/CT」)。同試験の意義について、馬車道さくらクリニック(横浜市)院長でセラノスティクス横浜代表理事の車英俊氏に解説してもらった(関連記事「【解説】前立腺がんPSMA標的療法、初のRCTで有望」)。

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