元教授、起訴内容を一部否認 三重大病院汚職―津地裁〔時事メディカル〕
2022年04月12日 11:12
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三重大病院の薬剤発注や医療機器納入をめぐる汚職事件で、第三者供賄と詐欺の罪に問われた同病院臨床麻酔部元教授の亀井政孝被告(55)の初公判が12日、津地裁(柴田誠裁判長)であり、同被告は第三者供賄の一部と詐欺について起訴内容を否認した。
起訴状によると、亀井被告は2018年3月と19年8月、薬剤受注や医療機器納入で便宜を図る見返りに、製薬会社や医療機器メーカーに対し、三重大や自身が代表理事を務める団体の口座に現金計400万円を振り込ませたとされる。また、19年9月~20年4月、手術で薬剤を使用したと装い、診療報酬約82万円をだまし取ったとされる。
(2022年4月12日 時事メディカル)