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「次の大流行」に備えを 1360億円超の感染症基金設立―世界銀行〔時事メディカル〕

2022年07月01日 11:20

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 【ワシントン時事】世界銀行は30日、新型コロナウイルス感染拡大の反省を踏まえ、次の世界的な感染症の大流行に備えて基金を設立すると発表した。基金の規模は10億ドル(約1360億円)超で、医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な中・低所得国を支援する。

 基金設立は、バイデン米大統領が2021年9月に開催した新型コロナ対策を話し合うオンライン首脳会議で呼び掛けた。米国や欧州諸国、インドネシア、有力慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」などが資金を拠出。うち米国が4億5000万ドルを占める。

 基金は世銀が管理者となり、世界保健機関(WHO)も人員を派遣する。WHOは専門的な諮問委員会の運営なども支援する。

 マルパス世銀総裁は「基金は次のパンデミック(世界的大流行)に備えるため、低・中所得国の支援に向けて既存機関を補完する長期的資金を供与する」と強調した。

(2022年7月1日 時事メディカル)

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