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アスピリンのVTE予防効果、抗凝固薬に劣る

人工関節置換術後患者で非劣性示せず

2022年08月31日 17:24

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イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 オーストラリア・University of New South WalesのVerinder S. Sidhu氏らは、同国の31施設において人工股関節全置換術(THA)または人工膝関節全置換術(TKA)を受けた約9,700例を対象に、抗血小板薬アスピリンと抗凝固薬エノキサパリンによる静脈血栓塞栓症(VTE)の予防効果を検討するクロスオーバークラスターランダム化比較試験CRISTALを実施。その結果、術後90日以内の症候性VTEの発症率はアスピリン群で有意に高く、エノキサパリンに対するアスピリンの非劣性は示されなかったとJAMA2022; 328: 719-727)に発表した。なお、試験は中間解析後に中止基準(主要評価項目の群間差が両側検定でP=0.001)に達したとして登録を中止した。

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