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新機序薬で潰瘍性大腸炎を改善

ファーストインクラスのobefazimod、第Ⅱb相試験

2022年09月21日 16:41

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イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 Obefazimod(ABX464)は、免疫細胞におけるmicro RNA(miR)-124の選択的な発現増加を誘導するファーストインクラスの小分子化合物で、潰瘍性大腸炎(UC)の新たな治療選択肢として開発が進められている。miR-124は炎症および自然免疫の調節因子で、炎症性疾患によって損なわれた生理的経路の治療的な回復をもたらす可能性がある。ベルギー・University Hospitals LeuvenのSeverine Vermeire氏らは、治療抵抗性の中等度〜重度の活動性UC患者を対象にABX464の有効性と安全性を評価する第Ⅱb相二重盲検ランダム化比較試験を実施。投与開始後8週時の修正Mayoスコア(MMS)のベースラインからの変化量に基づく有効性に関して、ABX464の3用量の全てでプラセボとの有意差が示されたとLancet Gastroenterol Hepatol2022年9月5日オンライン版)に報告した。

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