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終末期せん妄のがん患者、痛み緩和の実態は

緩和ケア医と精神科医を対象に全国調査

2022年10月04日 05:00

1112名の医師が参考になったと回答 

 人生の最期は穏やかに安らかに。痛みを抱えている終末期がん患者では、そうしたささやかな願いすらかなえるのが難しい。その理由の1つが、終末期がん患者の半数以上に発生するとされるせん妄である。痛みとせん妄の併存下では症状を緩和する方針の決定が難しく、緩和ケア医と精神科医の意見が食い違うこともしばしばあるという。東北大学大学院緩和医療学分野講師の田上恵太氏らは、緩和ケア医と精神科医を対象に終末期せん妄を有するがん患者が痛みを訴えた際の鎮痛薬や向精神薬使用の実態について、質問紙を用いた全国調査を実施。苦痛緩和の薬剤使用に関して両者の見解が異なっていたとの結果を、第27回日本緩和医療学会(7月1〜2日)で報告した。なお、この発表は優秀演題に選出された

「終末期せん妄のがん患者に痛みが生じた際の鎮痛薬・鎮痛補助薬使用の実態調査、緩和ケア医と精神科医の見解の違いに関する全国調査」 共同演者:大屋清文氏、大谷弘行氏、沖崎歩氏、松田能宣氏、内藤明美氏、井上彰氏、森田達也氏

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