胆道がんの遺伝子パネル、17%が治療に到達
化学療法歴が解析の成否を左右
2022年10月28日 05:00
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胆道がん患者へのがん遺伝子パネル検査は、どの程度治療に直結するのか。神奈川県立がんセンター消化器内科の濵口智美氏は第58回日本胆道学会(10月13~14日)で、同センターの肝内胆管がん患者に対するがん遺伝子パネル検査の臨床成績について発表。「がん遺伝子パネル検査を実施した患者の16.7%が、遺伝子異常に基づく治療に到達した。また、化学療法による治療歴の有無が解析の成否に関連する」と報告した。