コロナ患者と家族への終末期ケア、実態は
2022年10月31日 16:15
1270名の医師が参考になったと回答
京都大学社会健康医学系健康情報学分野の西村真由美氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック下の病院内で終末期を迎えたCOVID-19患者とその家族に対し、どのような終末期ケアが提供されたかを検討する質的研究を行い、その結果をChest(2022年10月15日オンライン版)に発表した。回答した医療機関で51の取り組みが行われたことが判明し、①患者との関係性の維持、②患者と家族のつながりの構築、③意思決定の共有、④人間的なエピソードの創出―の四大テーマが浮かび上がった。