国際誌にアクセプトされる論文作成の極意
Cancer Science編集長が解説
2023年01月26日 05:05
529名の医師が参考になったと回答
研究者が論文を発表することは、自らの将来のキャリア形成に大きく影響するだけでなく、科学の発展につながる重要な仕事の1つである。世界中のより多くの人々に自分の研究成果を知ってもらうためには英語で執筆し、国際誌に投稿する必要がある。ただし研究内容がいくら優れていても、それが読み手に正しく伝わるものでなければ、正当な評価にはつながらない。Cancer Science 誌の編集長(Editor-in-chief)を務める微生物化学研究所/東京大学名誉教授の畠山昌則氏は、第81回日本癌学会(2022年9月29日~10月1日)で「魅力ある英文論文を書くために」と題して講演。国際誌に投稿する際の英語論文作成のコツ、日本人が陥りがちな英語文章作成に関する誤解、論文作成の手順、査読対応のポイントなど、論文のアクセプト(採択)につなげるための戦略や注意点について解説した。