MTX不応リウマチに新規開発薬で良好な結果
TAS5315の国内第Ⅱa相RCT
2023年06月07日 05:00
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慶應義塾大学名誉教授の竹内勤氏らは、メトトレキサート(MTX)で効果不十分な日本人関節リウマチ(RA)患者における開発中のブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬TAS5315の有効性と安全性を評価する第Ⅱa相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)を実施。プラセボと比べTAS5315では、米国リウマチ学会(ACR)分類基準20%以上の改善(ACR20)、50%以上の改善(ACR50)、70%以上の改善(ACR70)の達成割合がいずれも高く、疾患活動性の改善効果が示唆されたと、Ann Rheum Dis(2023年5月22日オンライン版)に報告した。