メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2023年 »  短報 »  長時間作用型の抗HIV療法薬、CHMPが承認勧告

長時間作用型の抗HIV療法薬、CHMPが承認勧告

2023年07月26日 13:20

65名の医師が参考になったと回答 

 塩野義製薬は7月25日、同社が英グラクソ・スミスクライン、米ファイザーとともに資本参加しているViiV Healthcareが長時間作用型注射薬カボテグラビル(日本での商品名ボカブリア)に関し、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染予防の適応について欧州医薬品庁(EMA)の医薬品評価委員会(CHMP)から承認勧告を受けたと発表した。

 今回の勧告は、同薬の国際第Ⅱb/Ⅲ相試験HPTN083および第Ⅲ相試験HPTN084の良好な結果を基づくもの。2件の試験では、毎日服用する経口薬エムトリシタビン/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(FTC/TDF)と比べカボテグラビルの年6回の投与で高い予防効果を示すことが示されている。

 カボテグラビルは、昨年(2022年)5月にHIV-1感染症に対する治療薬として日本で承認されている(関連記事「抗HIV治療における初の長時間作用型注射薬カボテグラビルが承認」)。

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  医療ニュース »  2023年 »  短報 »  長時間作用型の抗HIV療法薬、CHMPが承認勧告