在宅療養高齢者の多剤併用、問題薬剤は?
2023年08月29日 14:34
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高齢化の進展に伴い、多疾患を有し多剤併用に陥りやすい高齢者の在宅療養は今後増加する見込みである。高齢者の薬物有害事象リスクは高く、在宅療養においては薬物治療の有効性とともに安全性に十分に考慮する必要がある。医療経済研究・社会保険福祉協会医療経済研究機構研究部副部長の浜田将太氏らは、匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報データベース(NDB)を用いて、訪問診療を受けている75歳以上の高齢者に処方された薬剤について2015年と2019年で比較し、課題の傾向をJ Gen Intern Med(2023年8月24日オンライン版)に報告した。(関連記事「高齢者の不適切薬処方、世界で増加傾向」)