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乾癬患者のKL-6上昇はがん発症予測マーカー

2023年10月04日 12:00

213名の医師が参考になったと回答 

 乾癬患者で悪性腫瘍の発症リスクが上昇するとの報告があり、乾癬患者を診療している皮膚科医に対し注意喚起がなされている。市立旭川病院皮膚科統括診療部長の坂井博之氏は、間質性肺炎、肺線維症などの肺疾患や種々の悪性腫瘍患者で高値を示すことが知られている血清シアル化糖鎖抗原(KL)-6に着目し、乾癬患者を対象に悪性腫瘍発症との関連について検討。同院において生物学的製剤の治療中/治療後に悪性腫瘍を発症した乾癬患者8例中3例で、悪性腫瘍の診断に先行してKL-6の上昇が認められたことを第38回日本乾癬学会(8月25~26日)で発表した。今回の結果を踏まえ、同氏は「KL-6が腫瘍発症の予測マーカーになりうる可能性がある」と報告した。  

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