アジアの民よ、日光曝露をもっと恐れよ
2024年01月16日 16:14
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「Sun Safety」「Be Sunsmart」...日光曝露による皮膚がん発生率の高い諸外国ではこうしたスローガンで日焼け対策を訴えており、一般人においてもその意識が高い。では、皮膚がん発生率が比較的低いアジア人における日光曝露に対する意識と対策はどうであろうか。昨年(2023年)、アジア6カ国8人の皮膚科医による国際パネルが開催され、オンラインアンケート結果を基に討論が行われた。同パネルでは、アジア人は皮膚がんよりも日光による肌の老化や色素沈着を懸念している上、日焼け予防対策が不十分と結論。日常的な日光防御の重要性について、さらなる教育が必要と提言した(Photodermatol Photoimmunol Photomed 2023年12月7日オンライン版)。